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冬のパッシブの話*パッシブデザインの話20*

カテゴリー:パッシブデザイン

少し更新が空いてしまいました。
昨日、九州北部の梅雨明け宣言がありましたね^^
熱中症に気を付けて、猛暑になりそうな夏を乗り越えていきたいと思います!!

さて今回は、今の気候とは正反対のお話で、“冬のパッシブ”についてお話をしていきたいと思います。

まずは、前回の話の続きから行きましょう。
引き続きヒュッゲのLDKの大きな窓をメインにみていきます。

前回お話した通りヒュッゲの大きな窓は、冬に有利な“日射熱取得型”の窓を採用しています。
理由は、“日射熱を利用した暖房”を活用したいからです。
つまり、冬の暖かな日差しの恩恵を賜りたい。

前回もお見せしたこちらの絵です。
オレンジ色の点線が、晴れた日に“ヒュッゲ”のLDK空間に対して可能な限りの奥行まで日差しが届くように計画しています。
この点線は、一年で一番太陽高度が低い冬至(12月21日)の太陽高度を示しています。

また、“ヒュッゲ”のLDKの床材は、メープルという種類の無垢材を使用しています。
体感していただくのが一番ですが、無垢材特有の脚触りの良さや、冬の柔らかな日差しで温められているの足元空間はとても居心地よく感じます。

最初に記した“日射熱利用暖房”の話に戻ります。
どういうことかといいますと、“ヒュッゲ”でも感じられる一つの例が、日差しによって床が温められることで、じわじわと室内温度も上昇する、つまり日射熱の恩恵を存分に受け室内環境を向上させるという仕組みです。
(ということは、床の仕上げ材も大切になってきて、 “ヒュッゲ”では、無垢の床材を使用していますが、蓄熱効果の高いモルタル仕上やタイル仕上などもオススメできる床仕上げになります。)

そうすると、エアコンなどの空調機器で室内の温度を快適に保つのはもちろんですが、相乗効果で冬の室内環境の改善に一役買います。
つまり、エアコンだけではなく、“日射熱利用暖房”を効果的に取り入れることで、エアコンの稼働時間を短くする(もしくは、稼働エネルギーを少なくできる)ことにも貢献しています。

そして、今回も“付属部材”のお話です。
上記でお話しした“庇”も付属部材ですが、夏のパッシブでも登場したハニカムスクリーンがここでも効果を発揮します。


※ニチベイさんのHPより、画像をお借りしました

ハニカムスクリーンの筒状になったところに空気層ができるので、エアコンなどの空調機器(“ヒュッゲ”では+α日射熱利用暖房)で快適に温められた外気が、窓を通して伝わってくる冬の冷たい空気に流れていくのを防ぐ、断熱効果を期待できます。

お天気が良く、日差しが入るときはハニカムスクリーンをあけておいて、
曇りの日や雨の日などお天気の悪い日は、ハニカムスクリーンを閉めておくと効果的かと考えます。

気候の変化によってお家の中を工夫するのも楽しいですね^^

さて、そろそろパッシブデザインのブログも終盤となります。
どうぞ最後までお楽しみに^^

**温度計のつぶやき**
2020/5/1~
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